― すべての根源は貧困にある ―  高齢者と乳幼児を抱えた母親が本当に労働を希望しているのか。

少子高齢化が問題になってから久しい、高齢化を防止するには出生率を上げれば良い、出生率を上げれば、高齢率も下がってくるので此方の方も解決することになる。
それならば若い人達が早く結婚して出産すれば良いのだがそれがすんなりとはいかない。社会性も、個人を取り巻く環境も、考え方も大きく変化して来ているからだ。

つまり、高齢者の経てきた習慣(環境)は、中高年あるいは青少年には当てはまらなくなってしまっているからだ。同様に中高年者の経て来た経験は、高齢者及び青少年には当てはまらないし、青少年の環境・考え方は、中高年及び高齢者には理解出来ない事が多い。つまり戦後74年、社会情勢、環境、教育、思想等がめまぐるしく変化しすぎて、これらを理解し、吸収する事が出来なくなっているのが現状だと思われる。
某新聞社が最近[世論調査を行なった質問と回答」が掲載されていた。調査方法は、無差別に各地区から3千名を選んで実施したとのこと、その一部を参考にさせて頂いた。

まず結婚願望について、
結婚することのメリットは・・・男性・約半々、女性・メリットがないが多い。
その理由は,結婚=子供、男性は一家団欒を夢見る。女性は、家事、育児、教育、出費が増える、憂鬱だ。
晩婚・非婚化の社会的要因は・・・雇用が安定しない、が多く、価値観が変った、が続いた。
子育てで一番問題なのは・・・育児、教育にお金がかかり過ぎる、次いで、仕事と子育ての両立が難しい、となっています。

その他について
お年寄りというイメージは何歳ぐらい・・・70歳以上、が圧倒的に多い。
将来の生活について・・・お金のこと、病気や怪我のこと、が圧倒的に多い。
何歳くらいまで働くのが理想か・・・70歳まで、が圧倒的に多い。
その他多くの項目について調査されておりますが、総合的に結論付けられるのは、男女共、結婚をしたいが子供を育てる環境が悪い、仕事と子育ては両立出来ない、賃金(収入)が少ないので結婚には不安がある、このままでは老後が不安だ、というのが結論のようです。
特に女性は、働くか、結婚=出産か、の2者択一に悩んでいるようです。
又、高齢者が働くのは、生活に余裕があって働くのと、今日の夕食代を稼ぐために働くのとでは、心のゆとりに大きな差があります。
70歳過ぎまで肉体労働及び慣れた仕事といっても、精密機械の操作や新規の業務に従事するのは、肉体や能力の衰えから、事故につながることが多くなり難しいと思われます。 70歳、80歳まで労働しているのは、ほとんどの人が今日の夕食代稼ぎのために働いている方々だと思います。
そして女性は、実証の体質で無い限り、子育てか労働かの2者択一を迫られ、それぞれやむを得ずどちらかを選択していると考えられます。
夫婦のどちらかの所得で生活出来る様な賃金を得られるなら、こんな悩みはすぐ解決出来ます。共働きで無ければ生活出来ない、全体の賃金の低さが少子化の原因であると思います。

更に高齢者の一人暮らしが増加しているのも、住居費(家賃)が高すぎるからです。
ぼろアパ―ト一間に家賃が7~8万円かかり、戸建ての家屋を購入に1億近い費用がかかるようでは、とても2世帯、3世帯が同居するなど、夢の又夢です。
国民の生活水準を根本から見直して環境を変えて行かないと、このまま少子高齢化は加速して行くでしょう。

因みに前述のアンケートでは、日本の経済がこれから成長する事を期待出来ますか、の質問に対して70%の人が期待出来ないと答えています。
世の中には大きな嘘が3っつあるそうです。
1つは、真っ赤な嘘 2つめは、白々しい嘘 3つめは、統計 だそうです。
以前何かの本で読んだ記憶があります。
為政者の自覚を期待しています。

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