”輪廻”(りんね)

 米国では日本でいう大寒1月20日に、ドナルド・トランプ氏が第47代の大統領に就任した。
 彼は大統領就任前から、米国を世界第一の国家にする、米国の黄金時代が始まる、外国にはすべて関税をかけ、少ないところには引き上げる、外国から巨額の金が国庫に流れ込む、アメリカンドリームは復活する、かつてないほど繁栄する、といってはばからなかった。そして就任早々大量の大統領令に署名して、前大統領バイデン氏の政策をことごとく否定した。
 米国を世界第一として揺るぎないものにするためには、どんな事でもやってのけるということを世界に示したかったのだろう。
 だが、日本製鉄が米国の鉄鋼大手であるUSスチールを買収することについては、バイデン氏同様彼も反対している。80年に渡る長き同盟国に対しても自国のためにならないと思えば(たとえそれが間違っていても)容赦しない。

 又、世界全体を見渡せば、第2次世界大戦で被害を被った国々でさえ今紛争や戦争を行っている。
 人間は地球上に現れたときから争うことが宿命づけられていたのかもしれない。
 その原因は、領土の拡大(含経済)、宗教、民族、文化等の違いによって起こるものが多い、だとするならばこれは避けて通れないものであって、独裁主義と民主主義の繰り返しではなかろうか?。
 今は世界で約92カ国が戦争、紛争、内乱に遭遇していると言われている。
 自国の安全と繁栄のためを第一に考えるのは人間の本能であって、米国つまりトランプ氏だけを批判するだけでは自国を失って仕舞う事になる。

 最早同盟国だの、核の傘下だのと言っている場合では無く、自分の国は自分で守らなければ成らない時期に来ていると思う。
 俳優、真田広之氏が米国のゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞した 「将軍」はまだ記憶に新しい戦争ドラマといえるでしょう。
 いまや世界は、春秋時代から戦国時代へと突入しているということです。

 これに対応して国民(日本国)が生存して行くためには、経済・軍事共に世界の国々をしのぐ力を付けなければ成らないということです。
 それには根本的に国のあり方を考えて早急に備えを固めることが肝要です。核兵器を持った世界の強国といわれる国々は、お互いに牽制し合い、同盟を結ぶふりをしながら様子をうかがっている。

 米国より軍事的に劣ると思われるのでトランプ氏が目を付けた、カナダ、アイスランド、(含デンマーク)、パナマなどは要求を拒めば必ず経済面やその他で仕返しをされる、戦争に発展しても不思議ではないし、戦争となればこれらの国々の国民は悲惨な運命を免れない、何事もなく平和に暮らしていたのにである。日本もそれに含まれると思わなければならない。

 故に、これを機に本当の独立国を樹立しなければ滅亡につながる可能性もあると思う。
そこで、天下三分の計に習い、堅固な同盟国を増やしていく必要がある。
 
国会議員(含公務員)は、日本古来の「武士道」を目覚めさせて、強い独立国を目指していかなければ成らないと思われる。

※ 武士道・・・主(国民)のために、忠誠、犠牲、信義、廉恥、礼儀、潔白、質素、倹約、尚武、名誉、情愛等を持って尽くすこと。

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