遅くなりましたが、当事務所の算定基礎届もようやく無事終了。（基金等は締切が遅かったので、、。）ここ２～３年は郵送や電子申請で効率化され、今年も、さほど苦しむことなく完了しました。
それにしても、数年前までは、、、。（また始まった？！）
算定基礎届の締切は８月１５日頃で、夏真っ盛り、カンカン照りの日（３６度以上）が続くかと思えば、台風もやってくる頃、出頭主義であったから、各社会保険事務所に提出に赴かねばなりませんでした。１社～２社であっても都内ほとんどの社会保険事務所と、埼玉、神奈川、千葉と広範囲の社会保険事務所を、短期間でかけずり回らなければなりませんでした。だいたいの社保は混雑していて、番号札をとって順番を待つのですが、待っている間も、少しでも多く回りたいので、愚図な職員を半ばにらみつけながら、苛立ちながら、待つことになります。気のない「ご苦労様」の声を後に、あわただしく次の社会保険事務所へと、向かいます。
夏休み気分の、街の人々をかき分けながら、駅に着くと、ホームへと駆け上り、電車に飛び込み、、、の繰り返しです。後半になると、職員達にも夏期休暇を与えなければならないので、後は一人で回ることにになります。そのうち、帰省が始まり、町行く人もまばらになっていきます。
やっと終わって１５日過ぎ、一人ビールのジョッキを傾けます。労ってくれる人は誰もいません（笑）。そしてつくづく感慨にふけるのです。「年度更新は、ゴールデンウィークにかかり、算定基礎届けは夏休み。この仕事をやっている限り、永久に休むことはできないのだと、、、。」
しかし現在は、年度更新は、５日延び、算定基礎届は、１ヶ月早くなりました。提出方法も変わって、楽さ、便利さは数段違ってきています。また来年は、時期が大幅に変わるらしいですし、、、。
なんかうれしいような寂しいような、、、。他人がのんびり休んでいる最中に、疲労困憊になりながらかけずり回ったあのころが、遅い故郷の夏祭りのように懐かしく思い出されるのはなぜでしょうか。
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