我が国は昔から四季に区別され、春夏秋冬に彩られた素晴らしい国だと言われてきた。
ここ数年来は、その四季が段々崩れてきて、冬の寒さと夏の暑さのみが続くようになり春や秋の楽しさが損なわれてきているように感じられる。でも今年は少し春の季節が続いた様に思われ、野山を彩る緑や咲き乱れる花々に目を楽しませてもらえた様に思われる。
華やかな心を慰める、行楽地に出かけて心を弾ませてリフレッシュするのもいいが、またこれ等の環境に囲まれながら、ゆっくり読書に耽るのも趣があって心が和む。
人によって読書の範囲は広く好みも又深い、そのジャンルは果てしない。
イギリスの女流作家にアガサ・クリスティーという方がおられた。恋愛小説も素晴らしいが、多くの方々はミステリー作家としてなじみが深いのではなかろうか。
氏の作品の一つに、「そして誰もいなくなった(・・和訳)」というミステリー小説がある。内容は省略するが、氏の代表作の一つといえよう。
さて、話変わって地球儀をまわしてみると、遥か東の彼方に日本という国がある。
日本人は、比較的矮小であり、勤勉で、正直で、他人には親切だが、時としては勇猛果敢で、世界に範をなす国民だと言われている。
今この国に大変なことが起きている。経済成長の低迷により、貧富の差が大きくなり、物価は上昇(インフレ―ション)し、労働者の賃金は上がらず、公共料金、食料品や生活必需品の価格上昇が続いているため、国民は生活苦に喘いでいる状態だ。
この様な状態に対してこの国の国会議員も何も対策を考えていなかったわけではない。
この状況を打破しなければとそれなりに色々考えて様々な案を提示した。
まず、一律に3万円~5万円を一律に国民全員に配付しょうというものだ。しかし、これは貯蓄にする者がいて市場の活気には結びつかない、というのと、ばらまきは参議院選挙のためだとかいう者もいて、結果的には立ち消えになった。
これは残念というしか無い、私は、親子4人で12万円~20万円、すでに使い方を決めてあった、折角の楽しみを想像していただけに落胆も大きい。商品券の配付もうやむやで終わってしまった。
ガソリン代の補助金もしかり、消費税の期間限定減税、食料品の消費税廃止もうやむやで終わり、年金の上乗せ支給も決まらず、底上げ改革も見送りとなり結果的には、物価高騰に対する支援策が何も決まらずに時だけが過ぎてゆく。
将来的にこの付けが回ってくるのが嫌だ、とおっしゃる方もおられるが、付けでものを買えば付けの支払いが回ってくるのは当然の事で、付けを支払わずに帳消しを望むほうが可笑しい、税金をもって受けたものは税金で返すのが当然と思われる。
将来の子供たちに負債を負わせてはならない、などともっともらしいことをいう方がおられるが、あなた方は自分たちの子供(子孫)を、高等遊民にでもするつもりですか。
子供は小さい時からしっかり教育して、自分達の生活を豊かにすると共に、他人の為、国のため、世界の平和のために貢献出来る人間に育てる事が肝要と思われます。
いま、生活できない者が5年後、10年後を語ったところで何にもならないということに気づいて頂きたい。
我が国の湖沼や河川に棲む動物たちが、外来種の繁殖によって絶滅の危機に瀕している状態です。
労働者が少なくなれば、いきおい外国人が多くなり、結果的には日本人がこの国から、誰もいなくなってしまうかもしれません。
🎵 もしも月給が上がったら 🎵
作詞 山野三郎(サトウハチロー) 作曲 北村 輝
(M)もしも月給が上がったら
(W)わたしはパラソル買いたいわ
(M)僕は帽子と洋服だ
(W)上がるといいわね
(M)上がるとも
(W)いつ頃上がるのいつ頃よ
(M)そいつがわかれば苦労はない ♪
(M)もしも月給が上がったら
(W)故郷(くに)から母さん呼びたいわ
(M)おやじも呼んでやりたいね
(W)上がるといいわね
(M)上がるとも
(W)いつ頃上がるのいつ頃よ
(M)そいつがわかれば苦労はない ♪
最後までお読みいただきありがとうございました!