平穏死と、自殺者、非殺人者

鴨長明氏に教えられるまでも無く今現在生きている人は200年前から生きている人はひとりもいない。
生命あるものは必ず死を持って誕生する。そして生命力があるうちに子孫を残して己は死んでいく。しかし人間はどんどん増加していく、その分地球の面積が増えて行くわけではない。
昭和25年頃は、世界の人口が約23億位だったと記憶している。現在は約80億といわれている。そこで登場したのがコロナウイルスだ。

では、生命とはなんだろう?、いろいろ定義はあろうかと思われるが、生命とは、生物及び生命体が生きて行くための根源的な力とでもいうべきものだと考えられる。
その力がなくなったときに生命体は滅びる、つまり「死」という事になる。
人間は生まれたときに与えられた生命力を「天命」と表現している、天から与えられたというのも妙な話だが、哲学を論じているわけでは無いので、あえて「天寿」又は「寿命」とでも表現したらいいのか、「生命が存続する時間の長さ」とでも言っておけばよいのか、出生してから天寿を全うする(与えられた生命が尽きてしまう)のが老衰(寿命が終わる)事だと思う(自然死)。
本来ならば人間は全員老衰によって死ぬのが当然と思われる。

だが人によっては、天寿を全うすることなくその途中で生命を失ってしまう事がある。 つまり故意に寿命を断ち切ってしまう「死」が多く見られる。殺人、自殺、その他の事故死等々、天寿を全うできる人は少ないのではなかろうか。
出生時に持って生まれた病原体による死はやむを得ないにしても、出生後他人のために天寿を全う出来なくなってしまうことは誠に恐ろしい無念の一言に尽きる。
他人のために命を全う出来なくなる(命を落とす)人達、これには戦争がある。従軍して命を落とす人、関連して巻き込まれて落とす人、環境を破壊されて死ぬ人、さまざまである。
自殺による死・・いろいろな事情により天命を全うすることなく自らの意思で天寿を断ち切ってしまう、これも老衰とは言わない、
事故死・・人間以外のものによって命を落とす、津波、山崩れ、干ばつ、豪雨(雪)等による自然災害に寄るもの、人間の手によって創られた環境設備の不備により命を落とす、
殺人によるもの・・他の人間自らの行為によって命を落とすもの等々、これ等は皆天寿を全うすることなくその寿命を断ち切られてしまう、これほど不合理で悔しい事は他に類を見ない、これ等を人災、天災と呼ぶことがある。
それでは、出生時に持って生まれてきた本来あるべきものではない数々の疾患(基礎疾患)により、天寿を全う出来なかった人間はどう考えるべきか。

同じ「脳疾患」や「心臓疾患」をもって生まれてきても、その人の環境や、病院、医師等によってその結果は大きく異なる、つまり自然死に近い人災、不幸な人災と大きく解れる。でもこの自然死に近い人災は、天寿を全うしたものと考えていいのではないだろうか?
では、いま世界中に広がっている(パンデミックと言われている)コロナ禍は人災なのか、天災なのか、改めて全人類に問いたい。

私は、これは明らかに人災だと思います。
その理由として、2020年から発生したとして、すでに3年が経過しているがその実態が解っていない(公表されていない)。
予防薬であるワクチンだけを頼り、推奨するのみでその効果が曖昧である(成果の分析結果が解らない)(公表されていない)。
国のワクチン予算と日本国の製薬会社との関連性が不明である(公表されていない)。 同じドクターでありながら、その効果を全否定する方々が少なからず存在している。

国の予算を国内のワクチン及び治療薬製造に向ける意欲がみられない。
毎日の、、PCR検査、抗原検査の人数、陽性者、陰性者の人数、重傷者、軽症者、死亡者の度合、基準、経緯、状況、治療の行程、特に死亡者の傾向等々全く公表されていない。 公表されている、それぞれの、状況が信用ならない、という書き込み等が随所にみられる。
東京都の発表を見ると、11月28日新型コロナウイルスの感染者を新たに5767人確認したと発表した。前週の月曜日より1148人多い、40~90台の男女7人の死亡も発表した。その内容がどんな状態だったのか、今後どのように防いでいくかなどには一切ふれていない、どのような人たちが検査をし、その感染者の割合はどうだったのか、死亡者についても、死亡前の状態はどのようっでどんな治療をしたのか等には何も触れていない。
これから冬に入り、風邪、インフルエンザ、新型コロナの流行が一度に襲ってくる。
これに備えての準備が各都道府県及び国が指導するべき事項等が全く出来ていない。
これは不作為の殺人といっても過言ではないと思う。

個人にできることは、手洗いとマスク位のものだ、手洗いなどは散々いろいろなところに触れてから行うもので、どこにウイルスが付着しているか解ったものではない。

だから自分を守るのは、ただ小さい布切れ一枚(マスク)だけしかない。果たしてこれだけで春まで命を守ることが出来るであろうか?、来年のお盆には線香の煙に導かれて元の我が家に一時帰郷するような気がするのは私だけであろうか。

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