-平成水滸伝ー 橋本維新の会

 うだる様な猛暑の中第180通常国会は閉幕(閉会)した。
 消費税増税だけが目立ったなんともやりきれない国会だった。これから自民党の総裁選と民主党の代表選が始まる。これも国民にとってはどうでもいいことだ。

 近く解散選挙を行うといいながらなかなか解散に踏み切らない。それというのも与党、野党ともに解散総選挙ということになれば、いずれも現在の当選者の数が大きく減ってしまうことを恐れているからだ。又個人的にはほとんどの議員が、解散選挙ということになれば自分は落選するだろうという不安を抱いているからだ。
 いまや国政を担う議員が自分の立場をいかにして確保するか戦々恐々として国政どころではないというのが現状のようです。

 この中にあって今大いに脚光を浴びてその存在をアピールし、既成政党を恐怖におののかせているのが、大阪の橋本市長率いる「日本維新の会」だ。
 タレント弁護士から大阪府長となり、無駄を無くすということで大阪市長となり今度は同志を率いて国政に打って出るというのだ。

 次期選挙の立候補者はまたまた例の若手地方自治の長経験者、それに現所属の政党では次期選挙で確実に落選すると思われる現職国会議員が数名加わって盛んに気勢をあげている。更に、既成政党の幹部クラスの議員達の中にも、同じ価値観があるのなら提携していきたい、と適当なことを言いながら何とか自分達もこの人気?にあやかろうと大阪詣でをしている議員もいる。

世の中が混乱してくると、必ずこういう人物が現れる。これは洋の内外を問わず歴史が証明している。
 人間は、金と権力を手にすると、がらりと性格が変わってしまう。これも歴史が証明している。
 熱し易く冷め易く、忍従することを美とするのも日本人の特徴なのだろうか?

 時の勢いに乗じて政治を何も知らない輩が多数当選し国政だけではなく、わが国の存在を国際的にも危くしてしまう可能性が十分にあります。

ナショナリズムを推奨するつもりはありませんが、20歳になれば誰もがもつ一票の選挙権、この票の重さをもっと真剣に考える必要があると思う。

憂国の士が、亡国の士にならないように、我々国民の一人一人が冷静に日本という国の歩む方向を考え無ければならないと思います。

 

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