「たちあがれ日本」にビジョンはあるのか?

4月10日平沼赳夫、与謝野馨各氏を代表とする政党「たちあがれ日本」が誕生した。参加者は今のところ5名で応援者石原慎太郎氏が命名したと伝えられています。

その目的は、民主党に過半数を取らせない、自民党を応援していくで、まだその目的を具体的に伝えているメディアはありません。

「敬老会」「新党こき」「家出老会」「立ち枯れ」等同じ議院の中でも揶揄している方々も多いのです。でも本当に彼らの行為を笑っていられる場合でしょうか。

私はこの方々と年齢が近いだけに、なんとなくわかるような気がする。戦後約65年日本は経済大国として世界に認識されるまでに成長しました。しかし、現状はどうでしょうか。

経済では借金大国となり、国防は他国任せ、食糧燃料は輸入に頼り、きつい仕事は外国人労働者にお任せといった状況で、子供は減少する、学力は低下する、一方で、自己中心的な思考の輩がとても目立って増えてきています。

所得の格差はひどくなり、貧困者が増加し、悪質な犯罪が増え、年々孤独死や自殺者が増えてきております。

このままでは、近い将来日本は滅びてしまいます(他国の支配下に置かれる)。このような状況下、危機感をとらわれるのは当然だと思われます。彼らが、離党しても他党に合流せずに自ら党を立ち上げたということは、自民党で自分たちの理想を貫かんとすれば反対する人たちとの争いになり、他党に合流した場合、やはりその若い芽を摘むことになるやも知れぬことを考慮したものであろう。

そこでまず、自分たちで党を立ち上げ、この趣旨に賛同する若者たちがいればその若者たちをしっかり育てたいと思っているのではないでしょうか。

それであるならば、早く、目的とビジョンを掲げ、少しでも多くの人たちに語りかけることが必要なのではないでしょうか。

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