馬鹿が合格した勉強方法 その6 -真理は身近に存在している-

法律書をそろえたら、次に必要なものは問題集です。中でも過去に出題された問題集(過去問)が必要になります。様々な勉強方法を発表しておられる方々の中には、過去問なんて無意味だと言っている方もおられるようですが、私はそうは思いません。

国家試験の問題は、中学・高校の教諭や大学の教授がきまぐれに期末試験に出す問題とは違うのです。

「出る杭は打たれる」という言葉がありますが、それはある意味日本独特のものです。
毎回同じ問題は出ないにしても、似たような部分が形を変えて、出題されるのです。つまり、「温故而知新可以為師矣」その受験に必要な知識の範囲が見えてくるのです。

つまり、過去問とは、その試験の過去の問題を解くというだけではなく、その受験する資格の全体像をつかむ事が出来るものなのです。

この過去問は、出来れば、10年分くらいあれば申し分ないのですが、今は時代の変遷が早く、法改正も頻繁に行われるので、過去5~6年分くらいあればよろしいかと思います。(尚、まだ、資格が出来たばかりで、過去問が少ないか、全く無いものもあります。それはそれで過去問にこだわらなくてもいいわけです。)この問題集も、最初に問題だけが書かれていて(前編)、その後ろ(後編)に答えのみが、書かれているようなものを選んでください。

さぁこれで、必要な心構えと必要な教科書類等がそろいました。
文章にすると長いのですが、実際行ってみると決して難しく時間のかかるものではなかったことがお分かりになったはずです。

さて、各法律書と問題集がそろったら、次のことを行ってください。まず、時間の許す限り揃えた法律書と問題集を通読してみてください。斜め読みで結構です。さらさらっと4~5回位読んでみてください。4~5回目を通して(読んで)みたら、それはそのままで2~3日手に取らずにしまっておいてください。

そして、パラパラと斜め読みして頭に入ったものだけで結構ですからその記憶を、常時頭で考えてみて(思い出して)下さい。
歩いている時も仕事をしている時も、友達とだべっている時もその間、絶対に斜め読みした本は開かないで下さい。

次回からは、具体的な勉強方法を書きたいと思います。
次回(その7)に続きます。

 

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