昨日、溝の口のKSP（かながわサイエンスパーク）のギャラリーにて行われている「オータム・ファンタジー２００８」 ｂｙ「音の森」Sympho Canvas に行ってきました。
ギャラリー内に、６４個のスピーカーが並んでおり、世界初・世界一の規模のマルチトラック 64CH 音源を体験できるものです。
オーケストラの中を歩き回るように、そのスピーカー郡の中を歩いたり、その中に置かれているいすに座って音楽が聴けるのですが、目を閉じていると、音というのは、たしか空気の振動で伝わってくるんだったなぁ、という根源的なことが、体で感じられました。
その感じを言葉で表現するとなると陳腐なありきたりのものになってしまう感じですが、体が音で満たされた空気の中にある感じで、「アヴェマリア」は、荘厳ないくつもの音が重なり合って、空気のベールに包まれている感じがし、合唱の声にすごい迫力を感じ、くるみ割り人形の「葦笛の踊り」「花のワルツ」なんかは、まさに空気がくるくると踊っている感じ？で楽しくなってきてしまうし、タイス「瞑想曲」はすっかり落ち着いて気功をしているような感じがし、オリジナル曲の「秘そやかに」は、楽器と音のおもちゃ箱みたいで静かに心躍る感じがし、「風を追いかけて」は、何か心が暖かく、ふわっと軽くなるような、あたたさわやか？な風を感じられるのでした。
その６４個のスピーカーの足元には、葉っぱや南天の実が程よく置かれてて、音楽を聴きながらみていると、今にも風が吹いて、かさかさと音を出して動き出しそうな感じです。
これは子供が体験したら、喜ぶだろうなという感じです。乳母車に乗った赤ちゃんが静かに聴いていたのが驚きでしたが、、。
とにかく、自由で、心が落ち着く空間で、休日の素敵な時間がすごせました。又機会があれば行きたいと思いました。
（ちなみにこのイベントは、１０月１１日（土）から１０月２１日（火）１８：００まで、やっているようです。入場は無料で、溝の口からシャトルバスが出ています。）
http://salus.jp/ensen/detail/43208.shtml
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