うつ病・自殺者はなぜ増える?-大衆の中の孤独-

 年間3万人を超える自殺を防ぐため、厚生労働省は、5月28日「自殺・うつ病等対策」をまとめ、職場での定期健康診断に、精神疾患も含める方針を固めたとのことです。
 それにしても、どうしてこの様に精神疾患が増加するのであろうか?
 その原因は多岐にわたり、複雑な要素が絡み合って、自分の心とは裏腹な状態がつづき次第にうつ病へと進んでいくと思われますので、一口にこれが原因だと断定することは出来ませんが、少なくとも現代の人々は、利己主義がこうじて他人のことを顧みなくなり、、人の好意を悪用して他人に迷惑をかけることを平気で行い、誰からも相手にされなくなり、自分も他人に関わり合いをもちたくないという気持ちから、だんだん孤独と不安に苛まれることになった結果では無いでしょうか?
また、対照的に、他人に好意をもって接したのに、そこにつけ込まれて、利用され、悪用された人は、度重なればだんだん人間不信におちいり、他人を信用できなくなり、自分の殻に閉じこもり挙げ句の果てに、うつ病になってしまうケースもあると思います。
いずれにしても、今の人達の身勝手な利己主義を反省しないで増長する限り、うつ病や自殺者はどんどん増えるだろうと思います。 

 

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