ワールドカップと参議院選挙と消費税

ワールドカップが開催されて14日日本がカメルーンに勝利し、オランダに負けはしたものの、健闘したということで、俄然サッカーブームが湧き上がっています。おかげで他のスポーツがかすんできて、相撲協会の野球賭博も、思ったより騒ぎが少ないと思われます。

国政も鳩山首相の後を受けて管直人氏が総理に就任するや、すぐに消費税の検討に言及しました。
氏は、「消費税の増税は、逆立ちしても鼻血も出ない程無駄をなくしたといえるまで来た時でなければしない。」といったはずです。もうすべて無駄をなくしたと思っているのでしょうか。

日本人というのはすぐ過去を忘れて目先の小さな出来事に一喜一憂する変な民族だと思います。

かつて、塩川正十郎が、特別会計を揶揄して、「母屋では粥をすすっているのに、離れではすき焼きを食っている。」と話をしていました。まずは、官僚の巨額の無駄遣いに手をつけて、切り込んでいくべきで。国民負担(増税)の話はそれからするべきなのです。私達は、このことを深く刻み込んでおかなければならないと思います。

 

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