”ば ら ま き”

新型コロナウイルスの感染者が急激に減少してきた、2~3ヶ月以前は感染者の増加で命の選別まで迫られていたというのに不思議なものだ。
それでは減少した理由はなんだろうか、専門家の意見によると、人流の減少、感染対策の徹底、ワクチンの効果、季節性、コロナウイルスそのものに原因がある(変異により感染力が弱まった)、無症状の人が多くなりPCR検査を受けなくなった、検査数が少ないだけだ、医学的な根拠は示せない(エビデンスがない)、感染者数は変わっていないのではないか等々実際のところ専門家でも解らないらしい。

この冬に第6波が来るのではないか、という事については、原因が分からないと答えた専門家でも、ほとんどの方が第6波はやってくるだろうと思っているようだ。
それにしても急に減少し始めたのが、コロナ対策としてワクチン以外何ら手段を講じなかった菅前総理の任期切れに伴う自民党総裁選が始まり、次にすぐ衆議院選挙があるという事で、にわかに国会議員が意識を強め各党が新たな公約・政策を掲げて衆院選に乗り出した時と時期を同じくしている。勿論偶然だと思うが。
この新型コロナウイルスの発生は最初からふに落ちないことが多いような気がする。
自然発生というよりは人口的なものが働いている様な気がするのは私だけだろうか?
多分私だけでしょう。
新型コロナの感染があのまま続いていたとしたら、各党の当選者の数が今のような結果になったでしょうか?。
この新型コロナウイルスによって2年弱随分世の中も人の心も生き方も変わってきた様に思います。
この度の衆議院議員選挙でも、各党が真っ先に掲げているのが、およそ根拠のない各給付金、支援金、減税等々すべて金にまつわるものばかりだ。 なかには所得倍増論など先祖返りする者までいる しかもほとんどが総論ばかりで各論に乏しい。

新型コロナ発生以来、助成金、支援金、協力金、と次から次へとばらまいて、肝心の医療関係の確立や国産ワクチン、経口治療薬の製造等最も必要な事が全く進んでいない。
日本という国は随分お金がある国なんだなと思う。
最初は困ったときの給付、有り難いと思う、それがある程度続くと当然という事になり、最後は当てにする事になる。

政治がいかに大切なものかという事が、国民は政府のコロナ対策によって痛いほど身に浸みたはずなのに、この度の衆院選の投票率は何と55,93%、、最も立候補者の顔ぶれを見ると・・政治に無関心では無く関心を持てば持つほど1票入れたくなくなるという事なのかもしれない。

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