「アメリカと小判の糞をする馬」           -雁が飛べば石亀の地団駄-

北朝鮮に拘束中だった米国の女性記者2名を、クリントン元大統領が8月4日に北朝鮮を訪問して、一緒に連れ帰りました。

これに対して日本の外交は?と考えた方も多いと思います。

こんな昔話があります。
昔あるところに、吝嗇で強欲な庄屋がおりました。同じ村に、小判の糞をする馬をもっている者がいると聞いて早速出かけて行き、いやだというのを金に物言わせて無理やり手に入れてきました。
「さあ明日からは小判はいくらでも手に入るぞ。」喜んだ庄屋は立派な馬小屋をつくり、最高の飼葉を馬にたくさん食べさせました。ところがこの馬は普通の糞しかしませんでした。怒った庄屋は、元の馬の持ち主のところにとんで行って、怒鳴りました。「やい、嘘つき、お前から買った馬は小判の糞をしないじゃないか!」
男は言いました。「馬に何を食べさせましたか。」
庄屋「最高の秣(馬草)をたくさん食べさせたよ。」
男「ああ、それはだめですよ。小判の糞をさせるためには、小判を食べさせなければいけないんです。」

この寓話でお分かりのように、日本がアメリカのように扱われるには、アメリカのように強い国にならなければならないのです。

大変残念ながら、それが現実なのです。

「理想と現実とは違う」ということを、しっかり認識していかなければならないと思います。

もしこのまま何も変らないのでであれば、日本に唯一あった経済力という力が落ちていくのも時間の問題で、現実的に考えてみると、日本の将来に、危惧を抱かざるを得ないと思われます。

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カテゴリー: 経済・政治・国際 タグ: パーマリンク