ストーカー規制法と♪スットントン節 ♪

去る5月21日某判事がストーカー規制法違反容疑で逮捕されました。何でも旧勤務地の同じ裁判所に勤務していた女性職員にいつ会えるかなどのメールを頻繁に送っていたらしいです。現職の判事ということで、話題に事欠かない今日でも、他のニュースに遜色なく新聞テレビ等で報じられました。
 
 このたびの判事先生のことは、事実はわからないのですが、適当に女性職員にもてあそばれたのでは、、と思われるのです。最初から断固として拒絶され続けていたのであれば、たいがいの男は、すっぱりあきらめます。それを、何十回もメールを送り続けていたということであれば、適当に気を持たせて楽しんでいたのではないかな、と推測されるのです。もちろん、同じ勤務場所にいたときにはある程度の少なくとも男にそう思わせる間柄だったのであろうかと。
 ただし、この判事の場合は、だんだんエスカレートしてきたので、女性職員は自分でもどうしていいか分からず、警察に相談したのではないでしょうか。

 こうした事件があるたびにいつも思うのは、世の中には男と女しかいないが、その器質たるや、肉体の構造、性格、観念、情緒等々すべてにおいて、全く異なる人種であるといいうことです。例えをあげるなら、男は女を脳で愛し、女は男を身体で愛するということです。したがって、男がどんなに思考を凝らしてみても、女性を理解することはできないし、逆もまたしかりです。

 いずれにしてもこの判事は、司法官としての生命は断たれたといってよいでしょう。人間の過去は、だれしも、良い事で埋め尽くされているわけではないものです。逮捕されると、マスコミはその人の欠点のみをピンポイントでピックアップしてまくしたてます。いくら真実を話しても、「反省が見られない」「見苦しい言い訳」ととられてしまうが、真実はどこにあるのかは、本人たち以外にしか、いや本人たちもわからないのではないでしょうか、少なくともマスコミで報じられる一面的なとらえ方では真実は闇のままですし、真実に迫ることとはほど遠いことでしょう。

 この判事は、難しい司法試験に合格して、司法一筋にはげみ、今日の地位に至るまでに大変な努力が必要だったと思われます。それを、どんなことがあったかはわかりませんが、こんなくだらない事で、自分の人生を棒にふってしまうとはなんという悲劇でしょうか。得ようとしたものに比べて、失ったものはあまりにも大きい。この判事の不幸に心から同情を寄せるものです。

少し昔ですが、こんな歌がはやりました。

 ♪ストトン ストトン と通わせて いまさら嫌とは 獰欲な
  いやならいやと最初から 言えばストトンと通(かよ)やせぬ 
  ストトン ストトン♪

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