恐るべき血液型の謎-本屋さんへ立ち寄ったら~ 

 久しぶりに駅前の本屋さんに入ってみました。一応目的があったのですが、とりあえずぶらぶらと店内を歩いてみました。そしたら、ある「血液型」の本が目につきました。手にとってなぜか裏表紙を見ると、私の属している血液型を私の大好きな言葉で、ずばっと表現していたのです。

 人間は、褒められればうれしい、怒られたり殴られたりすれば腹が立つ。これは、100人が100人共そうだと思います。私ほど無宗教、無信心なものは少ないだろうと日ごろから思っているくらいなので(しかし、元日には初詣をし、霊柩車が通れば立ち止まって黙礼する位の気遣いはする)、「血液型でその人の性格が解る!」なんてことは全く信じていません。にもかかわらず、自分の属する血液型が、「自分がそうであってほしいと思う性格だ」と書いてあったので、ちょっとうれしくなったのです。

 世界の人口は約68億だと言われています。それを、A、B、O、ABとわずか4種類に分けるのですから、いくら自分の血液型が少ない部類だといっても、何億という相当な人数だと思います。しかしながら、こういう本を読んでいるといやこの性格は自分以外の人だと思い、すばらしい性格は自分一人だけだという錯覚にとらわれてしまうから恐ろしい。そんな訳で早速この本を買ってしまいました。

 家に帰ってからじっくり読んでみると、そんなにいいことばかり書いてある訳ではなかったし、当たっていることも、当たってないことも多々ありました。よく考えても半々というところでした。他の血液型の方を見てもだいたい似たり寄ったりで、自分の欠点(短所)を気をつけて、間違いのないようにすれば、どんな血液型の人でもお金持ちになり、幸せになるという結論になるのです。

 私の事務所にもいろいろな血液型の方々がいます。もちろん、A、B、O、ABの4種類だが、同じ種類でもたぶんこの方々は、その血液型群の中では、すばらしいアウトローなのかもしれません。なにしろ、個性の強い方々ばかりなのです。だからこそすばらしい仕事が出来るのだろう(どんな難しい仕事もすいすいこなしている)と思います。この方々を見ていれば私も「血液型」の本が書けるかもしれない。

 そう思いつつ、この本をよく見ると、ストレートな血液型の本ではなく、世間とはちょっと違う視点からとらえた血液型の本だったのです。

これで私の属する血液型の性格のなかに1行付け加えることになりました。
「おっちょこちょいで早とちりする性格」であると、、。  

 

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