政党離脱とアリババとエリオット・ネス―権力に憑かれた人間―

先日、天声人語氏が、「衣冠の盗」について書いておられました。氏は、月割歳費のことで述べておられ、内容も正論だったと思います。

 私は変人なので、「衣冠の盗」を権力についても言えるのではないかと思いました。
ある議員が、今まで所属していた政党を離脱しました。理由は、小党では「自分の政策を実行できないから」とのことでした。これも間違った考えではありません。

一度得た権力の味は中々忘れられるものではないそうです。ましてや、味わいかけて取り上げられたものなら、なおさらそうです。

40人の盗賊の中に、「エリオット・ネス」が加わったとして、盗賊たちの方針が、変わるとは、到底思えないのですが、、?。

 

カテゴリー: 経済・政治・国際 パーマリンク