理想は現実の裏側である。―金正恩もまた壮士なり―

 北朝鮮のミサイル発射が頻繁になり、米北の緊張が高まってきている。この両国が衝突すれば日本も当然その中に巻き込まれて行くことは、誰の目にも明らかなことであろう。この状況の中で以前からいわれてきた憲法9条の改憲がクローズアップされてきているように思われる。「改憲派」も「護憲派」にもそれぞれ言い分があると思う。

 問題は2つあると思う。一つは現状のままでいい「護憲派」と、自衛隊が存在している以上戦力はこれを保持しない、に反しているから改憲すべきだ「改憲派」の2つである。 これは理想と現実の違いであって、簡単に混じり合うものではない。現実を冷静に判断して見たとき、日本人個々がなんと思うかである。一人一人がじっくりと胸に手を当てて考えて見ていただきたい。

 先の大戦(太平洋戦争)において、なぜ戦争が始まったのか、どの様にして終わったのか、戦争がなかった場合に、世界はどの様になっていたかを想像してみてください。

 終戦後特に核兵器の研究が盛んになり、その中で5大国といわれる、米国、英国、ロシア、フランス、中国、が核拡散防止条約(NPT)により、世界から認められた?核保有国であり、他の国では核兵器を保持してはいけない事になっているが、その後インド、パキスタン、北朝鮮、及びイスラエル?、疑わしきは、イラン、シリア、ミャンマー等の国々の名が上がっている。これ等のことを考えて見るに、やはり他国の餌食にならないためにはやはり核兵器を持つことが大切なのではないかと思えてくる。

新聞の「声欄」などには色々な意見が寄せられています。いちいちごもっともな意見ばかりだが、全体として、理想に走りすぎているように思われる。このままのほほんと手をこまぬいていれば、屈辱、略奪、侵略は、我が国をよけて行くのだろうか?、今の平和はどうして出来たのでしょうかそれは前の大戦において多くの先人達が多くの血を流して、今の平和を築いたからだと思います。この約70年の平和は、私達の先人(祖先)が沢山の涙と血を流して、後世の私達に渡してくれた尊い遺産です。金正恩委員長も自国を守るために必死で頑張っているのです。(個人的にはいくつか異論はありますが)外交で頑張れば良い、とか人を傷つけたりする位なら滅んだ方がまし、と言う意見には賛成出来ません。

 理想に生きようとすれば必ず現実に裏切られます。そして裏切られたときにはもう手遅れなのです。それには日本も核武装するしかありません。此方から仕掛けることは絶対にないが、専守防衛のためには断固戦う、ということを示す必要があると思います。

 それには日本独自ではなく米国と一体になって核武装するということです。先日某新聞に、ある新聞通信社が、米、英、仏、中、韓、タイ、の6カ国で、「日本を信頼できる国ですか」と尋ねたところ、「とても信頼できる」「やや信頼できる」と答えた人の割合は韓国13,8%、中国16,9%、米国76,7%、英国65,4%、仏国80,4%、タイ89,0%だったそうです。私達は、もっと同盟国の信用を厚くして(盲従するのではなく)心強い同盟国として、核兵器を扱えるようにすることが肝要と心得ます。 

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