日本人よどこへ行く―平和ぼけから目を覚ませ―

 イラクの崩壊後、IS国の台頭とシリアの内乱、それに便乗した関係各国の思惑により中東方面の戦争も中々終結の兆しが見えない。
 そして主要各国のあり方も微妙に変ってきている。まずアメリカだが、大統領にトランプ氏が選ばれ、これまで世界の警察を自他ともに認識して来たが、氏が大統領に就任するにあたり、今後はアメリカ第一主義、国益優先、自国民の安全と生活を守ることを優先すると宣言した。又イギリスはEUから脱退して、アメリカ同様自国第一主義目指していき、フランスも移民(難民)の受けいれをテロ対策の一環として拒む様子が見られ、積極的に難民を受入れてきたドイツも自国の立て直しを図る機運が見られるようになってきた。

 世界の大国として自他共に認めている、中国、ロシアにしても又しかり、適当にのらりくらりとして、安全保障理事会においてもその態度をはっきりさせていない。

 しかし、なんといっても日本が一番警戒しなくてはならないのは北朝鮮だろう。
金正恩委員長は、祖父の金日成氏(首領様)を非常に尊敬していて、自分も祖父の様になりたいと思っているらしい。父親の金正日氏(将軍様)から、祖父、金日成氏(首領様)は朝鮮という国は油断をしていていつもどこかの国に左右されてきた。それを勇敢に戦って我が国が独立することができた、神に等しい方だ。と聞かされていたらしい。更に金正日氏(将軍様)の教えとして、拳が力強ければ大声で言葉の戦争をしなくて済む。又、核所有国と非核国との戦争はあるが、各所有国同志の戦争は無い。と諭され、金正恩委員長は「肝に銘じます」と答えたそうです。
 更に、アメリカは、完全に負けるのが決まっている日本に、原子爆弾を2個も落として平然としている、残忍な国である、といわれ「必ずアメリカの野望をくじいて見せます。」と誓ったそうです。これは正論だと考えます。

 米朝が戦争に踏み切った場合は、必ず日本にある米軍基地が攻撃の対象にされ、アメリカも日本の国土を、戦争の前線基地として利用するだろうから、日本の国土はめちゃくちゃに破壊され、多大な国民の死者を出し、日本国は滅亡の危機にさらされる。
 しかし、日本の国土から米軍の撤退は、今のままでは更に危険な状態に置かれるだろう。米朝戦争はあり得ないと決めつけるのは非常に危険だと思います。一触即発ちょっとした手違いが戦争の火ぶたを切るだろう。韓国、北朝鮮、中国、ロシア、これ等の国々はかつて日本に負けた国です、敗者の恨みは強く根深い。チャンスを見て必ずかたきをとろうと、伺っているのです。
 いくら「遺憾の意を表します、」「強く抗議をします」なんて言葉は今や通用しません。
 日本人の精神は、武士道です。過去にこだわることは無いのです。現在はどんなことでもアメリカに追従していくしかないのです。でもトランプ大統領は気まぐれだから、自国に不利なことがあれば躊躇無く日本を見捨てるでしょう。

 したがってこれ等を避けることはただ一つ、「日本も核保有国になることです。」そしてアメリカと協力して、戦争を回避して我が国と世界の平和を守ることです。力(武力)をもっている国に対抗するには、同等の力かそれ以上の力が無いとだめなのです。日本には技術があり、原発の関係でプルトニウムも沢山あるはずです。それとも逆に北朝鮮から各種のミサイルを購入してそれを北朝鮮に向けて発射出来る様にすることにより、軍事力の調和が保たれる事になります。
 いずれにしても日本はこのままで良いはずがありません。何等かの対策を考え実行することが急務かと考えます。

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