おでこの脂肪腫とったぁー! (;^_^)

2~3年前から、右のおでこに角(ツノ)が生えてきました、というのは嘘で、というかあながち嘘でもないのですが、おでこが何かにぶつけてたんこぶができたみたくなってしまいました。右のおでこが出っ張っておりました。何人かの知り合い指摘され、かかりつけの皮膚科に行くと、某大学病院を紹介してもらいました。

 はじめは、あまりにも硬いので、外骨腫という診断でした。その場合、全身麻酔で、ノミみたいのでがんがん削るので(頭蓋骨に影響がでるので?)、積極的に手術はすすめないということでしたが、レントゲンを撮っても骨は写ってなかったのでした。そこで、MRIをとったところ骨ではなく脂肪腫と判定され、除去手術をすることになりました。

 経過観察というてもありかと思ったのですが、脂肪腫というのは十中八九、大きくなり、大きくなってからの手術だと、手術痕も大きくなる、細菌感染をおこす、圧迫により炎症性粉瘤が生じる等々の理由から、早期にとることに決めました。ただし、入院すること自体、私には想像を絶することだったので、将来は自然にへっこむんじゃないかとかいろいろ淡い期待を抱き、悩みましたが、一度できてしまったものがへっこむことはないといわれ、やむなくという感じで、手術となりました。

 手術自体は1時間で終わりましたが、緊張気味の私は、手術用の照明がついて、顔というか頭全体から腰くらいまでに、手術カバーをどばっと直接掛けられた時点でアウトでした。そこからは、ひたすら暗くて、暑くて、息苦しい地獄でした。真っ暗闇の中「暑くて、息が苦しい」と訴えたところ、この部屋冷房きかなくて暑いんだよね。とか軽口をたたく先生、助手達もそうですねとかなんとかいいながら、私の苦しさには何の反応もありません。なので、手でもがいて、呼吸できる空間を確保する私をみて、先生はそこあけてあげて、といっても看護婦の方は、いまいちの反応、気休め程度、ちょっとしか空間があきません。「それじゃあまりにもつらい」と思い、ひたすら自力で、呼吸する空間を自分の手であけて、確保しました。最初に手術用ベッドに横になったときには、音楽が流れていたので、何とかそれで気を紛らそうと思ったのは一瞬で、手術カバーをかぶされた途端、音楽どころではなくなりました。

 ただ、ただ、一人で集中して耐えました。とにかく深呼吸をしてリラックス、リラックスの一念。途中経過の報告もないので今何やってんのかもわかりません。写真をパシャパシャ撮られたり、何だかいろいろ後輩指導のためには親切に教えてるのですが(先生「ここがこうで、これが筋肉だよ。」助手「筋肉薄ーい」等々)、私自身にはいっさい説明もフォローなしです。1時間たって終わる頃に「あーそろそろ終わります」だって。でも、まぁとにかくおわってよかったよかったです。とったものを見ると、梅干しの種のようでした。

 しかし、それからの入院が2泊もあり、(個室は目が飛びでるほど高い(シティーホテルなみの)ため、4人部屋だったのですが、)それがまたつらくて大変でした。病院の外には出てはだめなので、散歩もできなし、息は詰まるし、何だか本を読んでも、しょっちゅう人が入れ替わり立ち替わりにのぞきに来るので(看護婦さんたちはあくまでもやらなくてはいけない仕事をしてるだけなのですが、)集中できないし、おでこに貼られたでかい絆創膏がかゆくて、かゆくて発狂しそうだし、2日目にはすでにくたくたに、、。

 退院当日の朝、半分死にかけの私でしたが、そのまま仕事場に向かい、通常の業務をこなしました。病院にいるより仕事してるほうが数倍増しというものでした。

もう、二度と入院などしないように健康管理は徹底しようと、ひそかに誓いました。

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