「公営住宅4分の1が高齢独居」総選挙日の前日、某新聞の一面トップにこの記事が掲載されていました。
同時に、同新聞には九政党の公約が、「経済政策」「外交・安保」「原発・復興」「農業・地方」「社会保障」「その他」の項目で掲げられていました。これ等をつぶさに拝読いたしましたが、この生活困難に陥っている高齢者を何とか救済しなければならないと考えている政党は何処もありませんでした。僅かに「共産党」が、「後期高齢者医療保険料の大幅値上げを許さず、高齢者差別の制度を廃止」を訴えておりました。
弱者が顧みられなくなったのはいつの頃からなのか、今の政権だけでは無く大分以前からで、特に郵政民営化の頃からこの現象が濃くなったように思います。
お互いが高齢になり老老介護も疲れ果て、助け合いにも限界が来ていると記述されています。
待機児童の減少、子供・子育て支援も大切です。しかし、他の事項はどうでも良いということでは無いのです。前述した六項目の件は優先順位はありません。一度に進めて解決していかなければならない問題ばかりです。今までの政権が腕をこまぬいて何等進めようとしなかったのでこの様な結果を招いてしまったのです。
結果が分かっているのに、選挙に行かなければならない。政治に関心を持てば持つほど国政を任せる事の出来る政治家がいないことに腹立たしさを感じます。
今回ほど虚しい気持ちで投票所に行った事はありません。そして開票の結果はやはり思っていたとおりになりました。又このまま放置されるでしょう。せめて日本国だけは滅ぼさないでください。国民は国が無くては生きていけないのですから。
春 望 作 <杜 甫>
しゅんぼう <と ほ>
国破山河在 ♪ 国破れて山河在り
城春草木深 城春にして草木深し
感時花濺涙 時に感じては花にも涙を濺ぎ
恨別鳥驚心 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす
烽火連三月 烽火 三月に連なり
家書抵萬金 家書 萬金に抵る
白頭掻更短 白頭 掻けば更に短く
渾欲不勝簪 渾て簪に勝えざらんと欲す ♪
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