国民多数の期待を受けて、民主党が与党になってから、約6カ月が過ぎました。
どうして民主党が与党に躍進できたのか、それは、国民の大多数が、国政を任せるにふさわしいと判断したからです。
その判断基準は何でしょうか?それは、言うまでもなく選挙時に掲げたマニュフェストでしょう。
従って、どんな無理をしてでも、マニュフェストに掲げたことは実行すべきだと思います。どうしても無理があることについては、国民も解っているので、それを実行してほしいとは言わないと思います。
少なくとも次の事柄は、本来やるべきではなかったのです。
1. 脱官僚を掲げながら、日本郵政㈱の社長に官僚出身者を就任させたこと。(小沢一郎氏や亀井静香氏と親友だというから笑いたくなります)
2. 高速道路料金原則無料化を一部のみで、全部の道路を対象としていないこと(一部料金値上げの噂さえあります)
3. ほぼ確定していた普天間基地移設先を、何の計画もないまま白紙に戻し、対米との関係を悪化させたこと
4. 党は一枚岩で難局に当たるべきなのに、それぞれの派閥で、身勝手な発言をして国民に不安を与えていること
このままでは、参院選は全く期待できません。どんな立派な政治家でもそれが何十年も続くことはないでしょう。それは過去の歴史が証明しています。
どんなに苦労しても、政治の基礎を作ることが大切です。後世の歴史家に酷評されないように、地に足をつけて進むことが肝要と思われます。
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