災厄の国日本―トップに必要なのは想像力―  

観測以来初めて、50年に一度、70年住んでいるがこんなのは初めて等々毎年こんな科白を聞かされる。又、こんな科白を言わなければならないほど色々な災害に見舞われる。

今年は、新型コロナウイルスに始まって、まだ収束しないうちに第2派襲来の兆候が見られる中、集中豪雨にみまわれ、特に九州地方は甚大な被害を受けている。

まだ梅雨前線が停滞しているとのことで、さらに被害が拡大することが予想される。

梅雨といえば、しとしと、じめじめ、蒸し暑い、という言葉で表現されていたが、いつの間にか集中豪雨、土砂くじれ、河川の氾濫が起こるようになってきている。
避難遅れ、集落の孤立、家屋の破壊、死亡事故の多発、と年中行事のようになってきて、台風の時期になったらどんな災害が起こるのか今から心配になってくる。

このままで行くと、来年も、再来年も、その次の年も同じようなことが繰り返されるのでは無いだろうか。何故ならば、環境(自然)は刻一刻と変化していくのに対して共存する私達の思考が変わらないからだ。
災害になると避難指示が出される、皆が設けられた避難所に避難する、避難所は安全だからだろう。それなら最初から避難所付近に住めば良いと思う。色々な事情があってそうはいかないのだと思うが、発送の転換によってこの風習は変えられると思う。

いつまでも木と紙で住居を作るのはやめにして、集団生活をすることを考えた方が良いと思う。「前は海(川)後ろは山よ」におさらばした方がよい。
山は崩れるもの、川は氾濫するもの、海は荒れ狂うもの、ということを前提にして生活方法を変えて行かなければならない。

日本の国土は、山地が4分の3を占めている。少ない平地に人間が住んでどうする。
山地に人間が住んで、平地に農作物を作るのがよいと思われるが・・・・。
なぜマチュピチュの町は存在したのか、あの頃より今はずーっと文明は進化している。

タワーマンションなどは、必要無い、山地に5階建て位のマンションを作り、屋上はヘリポートやドローンの離着を容易にできる様にしたら良いと思う。

嘘か本当か知らないが、富士山は一夜にして出来上がったという説がある。その真偽はともかくとして、それほどひどい地殻変動が起こったらどうなるか私にも想像出来ないが、今の新型コロナウイルスの蔓延や、豪雨による水害など、よく考えればいくらでも防ぐ方法があると思われる。

想像する、選択決断する、実行する、この3つを兼ね備えた人物がこの国のリーダーになることが肝要とおもう。

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