熊とスズメバチ

暑くて長い夏の気候が続いていたがどうやら終わりに近づきようやく秋らしい季節がやってきた。
朝晩めっきり涼しくなりふく風も爽やかに心地よく空気も爽やかに感じられる今日この頃である。まちにまった秋の味覚(ぶどう、柿、りんご、梨、芋類、キノコ類、サンマ。鮭等々)も豊作で思わず頬が緩んでくる。
あおい木々の葉も徐々に色づき(赤、黄、黄緑、等々)青い空に綺麗な山々についハイキング欲をそそられる。
ところが、ハイキングにも大きく気を付けなければならないことが2つ有るといわれている。1つは熊の出没であり、もう一つはスズメバチとの遭遇である。

今年は、春から猛暑が続いたため、早くから蜂が活動を始めたためその数が増え、熊も冬眠から目覚めるのが早まったといわれている。今年は東北では、ブナの開花の状況が悪く、ブナの実と他の木の実(どんぐり)がほとんど実らなかったため、熊の餌となるどんぐりが少なく、人間と食べ物がほとんど同じといわれている、餌が無くなった熊が農作物を荒らし人間の領分である市街地までやってきて、人間を襲う(アーバンベア)熊が増加しているらしい。

人間はスズメバチに刺されると、死に至ることがあるが、熊は蜂を怖がらない、つまり蜂の天敵である。そこで蜂の巣を見つけたら、そこに熊を誘導したらどうでしょう。睡眠薬の入ったどんぐりを、点々とと蜂の巣まで巻いておく、熊は一つずつどんぐりを食べながら蜂の巣をみつけ、大好物の蜂蜜を見つけたぞと、ニタニタしながら襲いかかるスズメバチを叩き潰し、ごっそり大きな巣を持ち上げて、大好物の蜜をたっぷりなめた頃に、先に食べたドングリの睡眠薬が効いてきてそこにコテンと倒れて眠ってしまう、その熊を担いできて、ジブリ店に安く供給するというのはどうでしょうか。

次に、衣服をまとっているのは人間だけです、生物は環境に順応する習性がある、衣服を付け無ければ環境に順応して、硬い毛が全身を覆い、皮膚も硬くなり熊と同じようになるかもしれない、そうすればスズメバチなど怖くない、どなたかやってみてください。
ただし、スズメバチは4月頃から11月頃まで生存しそれ以降は死ぬそうです(女王バチ除)熊も12月頃から翌4月頃まで冬眠するそうです。また、いまの人間の中には「鬼」から進化した人間もいるそうです。その人達は、先祖返りすれば良いと思います。
京都市上京区の堀川にかかっている戻橋で、渡辺の綱が切り落とした鬼の腕には熊の爪より鋭い爪がついていたそうです。

また毎年行われる「酉の市」で売られる「くまで」に似たものを作り、それで熊を引っ掻くと電流が流れその電流で熊がしびれて動けなくなるような物を開発したらいかがでしょうか。

農作物を荒らし、市街地に出て人間を襲い、怪我をさせ、家の中を荒らし、場合によっては人間を死に至らしめる、こういう熊をやむなく撃ち殺したことに、苦情が殺到しているといわれている。どうして苦情を言われなければならないのか、同じ人間として理解に苦しむ、人間の命が大事か、熊の命が大事か、などということではないと思う。

我々人間でも人を傷つけ、ひとの命を奪い、人の作物をあらせば罰せられる。死刑になることもある。
心の底から本当に熊の命が大切だと思われるならば、自分で熊の前に行って熊が全く人間に危害を加えないものであるということを証明して見せてください。

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