臓器移植法改正案をめぐって国会で審議されました。
どんな案が提出されているかは省くとして、国会ではA案が衆院を通過しました。臓器(特に心臓)を提供する者、提供される者、それぞれの立場から様々な意見が述べられ、それぞれがもっともな意見だと思われます。
しかし、この問題を論議するにおいて最も大切なことは、提供する側の人間は必ず「死ぬ」ということ、提供を受けた者が必ずしも生き残るとは限らない、ということです。
この様な、確実に人命を犠牲にしなければならない法律を施行するためには、大前提として、国力が充実してなければなりません。
「国力の充実」とは、「経済力、武力、外交力、トップリーダーの統率力、国民の団結力」が、総合的にハイレベルで安定していることです。この5項目のうち1つでも欠けていては、安定した国家とはいえません。
不安定な状態で、このような法律を施行すれば、必ず、これにまつわる犯罪が横行することが考えられます。
「臓器を提供する者」が、「提供させられる者」になってはならないのです。
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