菅内閣とゴキブリホイホイ

冬蜂の死にどころなく歩きけり   村上鬼城

冬の到来とともに、殺気立って飛び回っていた蜂の姿も見えなくなってしまった。
蜂は女王蜂以外越冬することなく死に絶えてしまうらしい。
働き蜂は全部雌蜂だとのことです。雄蜂は女王蜂と交尾するだけで働くことはないそうです。でも交尾したら雄蜂は死んでしまうのだそうです。
蟻の世界も同じような構造になっているようです。雄が働くのは人間の世界だけでしょうか。

ゴキブリ(コックローチ)などでもやはり、働きゴキブリ、繁殖ゴキブリなどに区別することが出来るのでしょうか?。

今夏はなぜか私の住居は、大量のゴキブリに見舞われた。
小さなマンションの1室が私の住処だが、夏の暑い真っ盛りになぜかお勝手(台所)にゴキブリが出没した。夜中に目が覚めてトイレに行こうと居室から出て台所の方へ足を踏み入れると、ガス台やらコップ、調理器具を下げてあるサイドボード、食器棚、包丁や鍋、フライパン等を入れておく戸棚、調理器具、調味料等を載せておくワゴン車、冷蔵庫の陰等々に、ばらまいた様に、黒や茶色のゴキブリがうごめいている。姿、形が何となく薄気味悪い、こちらの武器としては、新聞紙の丸めたものとスプレーで凍らせるものしか無い、

ちょっと目を離してこれ等の武器をそーっと手に取り、いざっと構えるともうみんなどこかに隠れてしまっている。出来ればたたいてつぶすより、スプレーでやっつけるほうがよほどきれいだが、実に素早いのでおっかなびっくり追いかける此方の方が必ず後手に回る、つまり全部逃がしてしまう。

職場で愚痴っていたら、可哀そうに思ったのか上司が部下を引き連れて私の住居にいき、半日かけて大掃除、部屋及び台所のゴキブリやダニが喜びそうな汚いカーペットや毛布、マットなどを全部はがして粗大ごみ用に縛って外に出し、居室や台所を徹底的に掃除して、彼方此方にゴキブリホイホイ(含類似)を仕掛け、ブラックキャップ等を出そうなところや通りそうなところにばらまいた。
効果覿面、その日の夜からゴキブリはほとんど出なくなり、翌日からは全く出なくなってしまった。10日位後に仕掛けたゴキブリホイホイを捨てようと集めて中を見たらいずれも2~3匹位ずつ入っていたが、だれも助けに来なかったのか全部絶命していた。
それからは今日に至るも一匹も出てこない。

このことは現在の新型コロナウイルスに当てはまることだといえる。
新型コロナウイルスも一度絶滅させなければ感染者が増加するだけだと思う。
誰もが分かり切っていることであるが、このままでは、コロナに感染して苦しむ人達、死亡する人々、医療崩壊、経済活動の萎縮、勤務先からの解雇、生活苦、犯罪の増加、自殺者の増加等々だんだん社会生活が崩壊の一途をたどることになる。菅内閣はどうしてコロナの根絶を考えないのだろうか。
GOtoトラベルなどは、無料になるわけではない、行く者が負担する費用があるわけだ、したがってお金と暇のある人でなければできない、どうしてお金と暇のある者に補助金を出すのか、旅行業者(含ホテル、旅館)の救済は別の方法で救済すればよい。

東京都は65歳以上の者や基礎疾患のある者はGOtoトラベルから除外して、旅行の自粛を呼び掛けているが、若者たちが方々出歩いてコロナに感染してそれを家庭や職場に持ち込んで感染者を増加させることになる。前述のゴキブリと同じだ、国民はゴキブリか。

他の助成金は一時ストップして、すべてを医療機関の拡充と医療従事者の賃金を増やし、更に医療従事者の短期育成に全力を挙げるべきだと思う。又国民全員をPCR検査して陽性者と陰性者をあぶりだし、当面は陰性者のみで経済を回すべきだ。これに陽性者が治療を受けて陰性者となったものが加わっていく、そうしたら最後には全員が陰性者となりコロナは完全に排除できる。その手段、方法を考慮すべきだ。このままでは飲食店等の零細事業者は必ずつぶれる。それならば再開するとき必要な費用を無利息で貸し出しすればよい。

想像力を駆使して(ジョン・レノン「イマジン」)、知恵を出し合えば、いくらでも最善の方法があると思う。
想像力と実行力のない者はリーダーの資格はないと思う。

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