地震後、思い切り風邪をひいてしまいました。普段は本格的な風邪には至らないことが多い（やばいと思った瞬間に葛根湯を飲みホカロンを体中に貼る等でふみとどまる）のですが、今回ばかりは震災ショックもあり（自分が被災したわけでもないのですが）いろんなことが重なり、体が完全に回復するのに１ヶ月程かかってしまいました。（仕事も１日半休みをもらいました）
その際に、高田馬場にある鍼灸の先生にお世話になり、その先生に教えていただいたのが同じく高田馬場のシチズンボール向かい付近にある阿部豆腐店でした。
初日は、（自分の中で大好きな）木綿と生揚げを購入しました。木綿を食べると、育った町（神戸市垂水区高丸市場）で食べた豆腐の感触が一瞬にしてよみがえり、いつも母のお手伝いで鍋とかを持って買いに行っていたお豆腐屋のご主人の真っ赤なぶ厚い手とそのとき無意識に普通に食べていた豆腐の味がよみがえってくる感じで感激しました。生揚げも、まれにみるおいしさでうーとうなりました。
あまりにおいしかったのですが、なんせ高田馬場は当方の所在とは若干離れており、毎日通うわけにも行かず近場の豆腐屋さんに２，３箇所行って買って食べてみましたが、何か違います。
それで、鍼灸に行った後お豆腐屋さんに通うということになり、本日も購入してみました。山形県産の青大豆１００％使用”青豆とうふ”というのを買ったのですが、感触は極めて繊細、かつ大豆のうまみ（甘みも）が味わえて本当においしかったです。
豆腐に塩をつけて食すのは鍼灸の先生に教わったのですが、豆腐のうまみがさらに増し、醤油よりもおいしいです。醤油+生姜も大好きですが、、。
今日買った野菜がんも、青豆とうふ、人参と油揚げのサラダ、おから、いずれも栄養満点かつ至福のときでした。
地震で牛乳が店頭から消えた先月から、毎朝豆乳も飲むようにもなり、もちろん夜は毎日地震が起きる前からずっとここ数年は毎日必ず豆腐、または厚揚げ又は油揚げ又はがんもどきを食べています。
誰からもきかれないけれども死ぬ前に何を食べたいかときかれたら、「豆腐と、日本酒」と答えます。 わかりやすく言うと、日本酒を飲みながら豆腐を食べて、死ぬ、ということになろうかと、、。(´∀｀)
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