馬鹿が合格した勉強方法 その1 -剣は売っても心は売らぬ?-

池波正太郎先生の作品の中に、「剣客商売」というのがあります。
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 腕に覚えの剣客どもは 売り込み合戦に明け暮れる、いや、まさしく昨今、剣術は商売なり
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世の中が不景気になってくると、唯単に学校を出ただけではだめで、何か資格を身につけないといけないと、不安で仕方がないという方々が増えて参ります。

そこに目をつけたのが、「講座屋」さんです。大手から、細々とやっているところまで、数えきれないくらいあります。これらに関連した本も同様です。「これだけで受かる!」、「○○試験合格術」等々そのなかには、帯や、宣伝文句に思わず噴出してしまうものがあります。

しかしこれも商売なら「よし」としなければならないでしょう。お金のある方々は、高い受講料を払い、本をたくさんかって大いに勉強し、役に立つ資格をたくさん身につけてほしいと思います。

しかし、金はない、暇もない、たいした学歴もない、身体もそれ程丈夫じゃない、知り合いもいない、環境も悪い、世の中の底辺であえいでいる人は、どうしたら良いのでしょうか。

何とか自分を向上させたい、お金がないけど資格試験に合格したい。そうした切なる願望をお持ちの方はぜひこのブログを読んで下さい。但し、貴方がごく普通の「五感」を備えておられることを前提としていますが、、。

私は、地方のど田舎(寒村)で、村一番の貧乏人といわれる家に6人兄弟の末っ子として生まれ、小さいときから貧乏人=馬鹿といわれて育ちました。もちろん、義務教育ですから、中学は卒業しましたが、在学中も学校を休んで家の手伝いをさせられるのは、しょっちゅうでした。

中学を卒業すると、すぐ東京へ出されましたが、その1年後に親が死に、もちろん、兄弟とて皆貧乏暮らし、とても頼れるものではありません。ですから、高校、大学も全て自分で働いて、自分の金でまかないました。当時は今と違って、そんなに仕事があるわけではありませんから、うまく表現のできないほどの苦労の連続でした。

勿論,受験勉強なんてする余裕はありませんが、それでもストレートで入学して、ストレートで卒業したのです。ここまでの話、いかがですか。これは本当のことですし、この中に大切な要素があります。

私の資格は大したものはないのですが、溶接、危険物、大型運転免許等々(もちろん社労士、行政書士も)10種類ほどもっております。運転免許など教習所へ通ったわけではありませんし、他のものについても、塾や学校等々に通ったことはありません。全部仕事をしながら独学で合格したのです。唯、このような者は私だけではありません。

当事務所のKさんも、毎日忙しく仕事をこなし、残業し、家に帰ってからは、主婦としての家事もこなし、その合間に勉強して、社労士、行政書士等の他FP、初級シスアド等10種類ほどの資格試験に合格しています。
通常の(ごく普通の)人であれば、誰でもある程度の資格試験には合格できるのです。

ここまでをじっくり読んで下さい(いくつかのヒントがあります)。
ヒント
1. 人間は生まれながらにして、不平等である。
2. どんな人間に対しても、時間は平等である。

次回は、順を追って書いて行きます。

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