馬鹿が合格した勉強方法その3-繰返すことの尊さ、食事を繰返しとることが生命を維持する-

人間は一人で生きていくことはできません。必ず多数の人々と一緒に、集団の中で生活していくのです(例外はあると思いますが、、)。集団の中で生活していくには、その集団と共に行動する能力が必要です。その能力を常識(教養)「以下、常識等という」といっています。
教養と常識とは根本的に違う意味を持つものですが、ここでは同意義のものとして一括りに表現しています。
・常識とは・・・普通、一般人が持ち、又は持っているべき標準知力、専門知識ではない一般的知識と共に理解力、判断力、思慮分別などを含む
・教養とは・・・単なる学殖・多識とは異なり、一定の文化理想を体得し、それによって個人が身につけた創造的な理解力や知識(広辞苑より)
この常識等は、人間が生きていくために必要な最小の知識なのです。従って、これらは学校で講義を受けて教わるものではなく、
自分の生活を通して身につけていくものなのです。(現在は、この常識等が崩れているので、人間関係がうまくいかないのです)他人の行動を見ているだけでも、よい行い、悪い行い、評価の良し悪しがよくわかります。それ等を参考にすればよいのです。
自分の身の回りを見てください。知らないことや不思議に思うことがたくさんあります。そして、日常の生活を漫然として過ごすのではなく、常に周囲に気を配って身近にあるものを記憶して、就寝前にその日の出来事を思い出して、記憶をしっかり自分の頭の中に刻み込むことにより、それ等が、自分の知識として身につきます。これ等を意識的に、毎日必ず行ってください。徐々に慣れていくからいいという考え方は捨ててください。
初日から確実に実行してください。

 同じことを前回(その2)の最後の方で言っています。すでに10日経ちました。最初からやっておられる方は、就寝前に今日1日のことを思い浮かべれば、1日の出来事や、見たり聞いたりしたことが、すぐに記憶によみがえるようになっているはずです。
まだできていない方々は、これからでもいいですから、忘れずに行ってください。

 これはある種の「記憶術」でもあるのです。私はそういう気障な言い方は嫌いなのですが、よく「記憶術」や「脳の活性、云々」等のタイトルで多数の本が売られていますが、それを買って読みたいと思われる方は、購入して読まれればよろしいかと存じます。(私はその必要はないと思いますが、、。)

私の前のブログ「脳は悲しんでいる。脳を信じること。」に書いたとおり、人間の脳の力なんでそれほど違いはないのです。また、前頭前野、海馬、ドーパミン、なんて一切関係ありません。

つまり、脳の力を引き出す手段は、何度も言っているとおり、日常生活の中で、注意深く、物事を印象づける、(脳に刻みつける。つまり記憶する)それを1日の終わりに、自分の時間を得たとき(一人になったとき)それを思い出す(記憶から引き出す)、この修練を繰り返せば、記憶力は驚くほど上達するのです。

もし、皆様の中で、「記憶術」の本でも書いて出版しようかと考えておられる方がありましたら、私のこの原理?を元にして、いろいろ肉付けをし、100~200頁の本にして販売するのもよろしいかと思います。それについて私からは一切干渉いたしません。これは、やり始めたらとても面白いものですよ。

次回は、「考えること」についてお話したいと思います。

 

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