馬鹿が合格した勉強方法(その2)-ローマは、1日にして成らず-

どんな試験を受験するにしても、受験勉強をするには、少なくとも中学校卒業程度の一般教養(常識)は必要です。かといって、すべての知識が、必要であるわけではありません。その時々の話題になった出来事や、過去の事件でも現在まで語り継がれているようなことを知識として知っていればよいのです。

受験勉強をする場合、それぞれ目指す資格・免許・免状(以下資格等という)によって、専門的分野の勉強をするわけですが、一般教養があることにより、専門的分野も受け容れ易いのです。

また、その一般教養が出される試験のほとんどが、時事問題です。時事問題はどのようにして覚えればよいのでしょうか?。

たとえば、皆様の頭の中に、世界地図は入っていますか?南北アメリカ、オセアニア、アフリカ、ヨーロッパ、ロシア連邦、アジア等々、又国連の常任理事国、話題になっている国々等これ等の位置、風土、おもな産業、局地戦争の原因など頭の中に、何時でも浮かべることができますか?
日本についても同じです。1都1道2府43県、イメージできますか?

時事問題は、この上に成立します。出来ていない方は、地球儀を買うか、平たい世界地図を買うか、持っている人から借りるか、販売店で立ち読み(見)して下さい。1回15分くらいで、3回くらいやれば、だいたい頭の中に入ります。

いきなり、目指す資格等の参考書を読んだり、予備校に通ったりしても、そのときは理解したように思うのですが、すぐ忘れたり、勘違いして覚えていたりするのです。それは参考書や講師の言うことが理解できないからです。つまり、一般教養が、不足しているからです。一般教養(常識)を普段から身につけておくことは、受験においてもとても重要なことなのです。

次に、馬鹿が合格した勉強方法(その1)を振り返ってみてください。
私が、予習、復習もせずに何とかなったというのは、学校に行って先生の話をよく聞いて、頭の中に刻み込んでいたからだということです。後でも述べますか、これが非常に大切なことなのです。(重要なので、くどくどと何度も言います)

1.人間は生まれながらにして不平等である。

 これは今更解説するまでもなく、どなたででもわかることでしょう。もっと金持ちの家に生まれたかった、美貌に生まれたかった、丈夫に生まれたかった、環境が悪かった、職場にあんな奴がいたからだ、生まれつき身体が弱かった、政治家が悪い、先生が悪い、近所におかしい奴がいるからだ、等々自分の運命を嘆く方はたくさんいるはずです。その時は、がまんしないで、思いきり不平不満を並べてください。人を恨んでください、人を呪ってください。ただし、自分の頭の中だけにして下さい、アクションは起こさないで下さい。心の中だけで行ってください。気がすむまでやって下さい(1日でも、2日でも、1年でも10年でも)。

しかし、人生はそれほど長くありませんから、早くけりをつけることが大切です。
結果はいかがでしたか?

自分の環境をはかなみ、人を恨み、呪って、人知れず罵声を浴びせてすっきりしましたか?心がすっきりとして、気が晴ればれとした方々は、とても立派な方々だと思います。その方々はもうこれ以上読まなくてもかまいません。
なぜなら、そういう方々は、資格等は必要ないのです。どんな境遇にあわれても、そのまま受け入れて生きていかれる方々だからです。こういう方々こそ尊い方です。おそらく微笑んで臨終を迎えると思います。

散々人をののしり、恨んで(もちろん心の中で)その結果、空しさだけが残った。よけい惨めになったという方々は、次も読んでください。

2.どんな人間に対しても、時間は平等である。

これも大切なことです。1日は24時間誰でも同じです。この時間をどのようにして使うかによって、さまざま(いろいろ)なことが大きく変わります。

まず3分の1の8時間はぐっすり眠りましょう。(継続しても、2~3回に分けでも)頭から眠気をなくすることが大切なのです。
睡眠時間はその人によって異なります。熟睡して眠気がなくなればよいのですが、3~4時間眠れば充分だという方はむしろ天才で、欲しいものは何でも入れることができる方だと思われます。

残りの16時間これをどのようにして、過ごすかです。
ほとんどの方々は、約9~10時間位を、生活費を稼ぐために仕事に費やすと思いますが、じつはこの時間が大切なのです。9~10時間を業務に集中する方はまずいないでしょう。

通勤時間や休憩時間、食事等々その時間があるはずです。その時間を漫然として過ごすのではなく、自分の目で見たもの、耳で聞いたこと、手を触れたものをしっかり記憶することを心がけてください。

記憶すること(ものを覚えること)を日常から週間づけるのです。今から実行してください。そして、寝る前に必ず今日1日のでき事を思い出してください。習性が大切なのです。

あとは次回にゆずります。

 

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