”マスクとサル痘 ”

マスクって何だろう?ネット上では色々と定義されている。
衛生用に使用するのがマスク、宗教儀式に使用するのが仮面、顔の前面を覆うのがお面、顔を覆い隠す目的で使用するのが覆面である、と言うのが多い。

タイガーマスク(タイガー覆面)、仮面ライダー(マスクライダー)、仮面舞踏会(マスク舞踏会)、防塵マスク(防塵お面)、仮装用マスク(仮装用覆面)、何かしっくりきませんね。殆どの方がマスク、お面、仮面、覆面、を別々に使い分けているようです。ではマスクを漢字で書いたらどうなるか、調べて見ると、面、仮面、覆面が圧倒的に多い。

そこで又々広辞苑さんにご出馬を願うと、マスクは、①面、仮面②病菌または塵埃などを防ぐために鼻、口を覆うもの、マスクをかける、③野球やフエンシングで、面部をおおう防具以下省略、となっています。これらを総合してみると、何らかの必要があって自らの口、鼻を保護するために布製のマスクを掛けている、というのが妥当かなと思われます。そうして今は新型コロナ(オミクロン株)を防ぐためにマスクを使用しているということを再認識しなければならないと思います。

政府は、4年5月20付で、各都道府県及び市区町村に対して、「マスクの着用の考え方及び就学前児の取扱いについて」という文書を送っております。内容は省略しますが、去年も一昨年も夏は暑かった。やはり熱中症のリスクは高かったとと思います。
屋外で2メートル以上他者との距離を確保出来る場所は少ないと思います。更にすれ違う事があっても会話が無ければマスクの着用は不要との事ですが、すれ違いざまクシャミや咳をする人が結構おります。(今まで人を避けて人通りのまばらなところを歩いて居るので何度も経験しております)

また、屋内では、他者との距離が解りませんが、自分は会話しなくても、知人同士で来ている人達は結構会話が凄いのです。(スーパーや駅構内、電車の中など)オミクロン株の感染者が減ってきているといってもまだまだ高止まりです。又検査しなければ感染者も少ないのです。発表されていないだけで、死者も多くでているようです。死者の4分の3が80歳以上らしいので、どうでもいいのかも知れませんが・・・

ワクチンの後遺症で苦しんでいる人や体質の関係からワクチンを打てない人達も数多くおられると思います。3回目、4回目のワクチンが全員に行き渡り、国産の経口治療薬や国産のワクチンが承認され、今まで苦しんで来ている方々やワクチンを打てず肩身の狭い思いをしていつ感染するかとびくびくしながら、毎日を過ごしてきた方々が安心して治療薬を飲み、ワクチンを打てるようになるまで、マスクを解放すべきでは無いと考えます。

更に「サル痘」が流行しそうだと一部報道されております。「サル痘」は天然痘に類似した症状だそうですが、天然痘ほどの脅威は無いといわれております。この感染症は最初に(1958年)医薬品開発のために集められたサルから発見されたので、サル痘と呼ばれる様になったとのことです。(私には解りません)

げっぱ類(鑿型の前歯を持った哺乳類、リス、ネズミ、ヤマアラシ、など)がこのウイルスを持っているそうです。
アフリカ大陸の熱帯雨林で散発されていたそうですので、従来は「風土病」的な存在ではなかったかと思うのですが、今は外国旅行も盛んになり、出国だけではなく、アフリカからの旅行者も増加し、動物の輸出入も頻繁に行われるので十分注意する必要があります。 症状としては、発熱、頭痛、発疹、リンパ節の腫れなど、致死率は1%~10%でコロナよりも高いといわれております。
感染源は、感染動物の血液、体液、発疹部位との接触、人から人は少ないといわれていますが飛沫感染や接触感染もあるとのことです。

予防法はコロナと同じく、マスクの着用、手指洗いの励行、咳、クシャミのエチケットを守る等が必要といわれております。
まだ極すくないものの、米国、カナダ、英国、イタリア、北アイルランド、スペインなどで感染の確認が相次いでいるとの事です。
どうか皆様、従来どおり、マスクの着用、手洗いの励行、うがいを行いましょう。

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