社会保険労務士・行政書士試験にすばやく確実に合格する方法

  社労士、行政書士の試験に限らず、試験に合格するためには、それにかなった勉強方法というものがあります。頭がよいとか悪いとかいうことは関係ありません。右脳だ、左脳だ、前頭葉だ、海馬だと最もらしく講釈する向きもありますが、そんなことは考える必要はありません。

 私自身、時間がたっぷりある中で勉強が出来る環境にはなく、常に、朝から夜まで、土曜も日曜もへとへとになるまで働いての全く時間に余裕のない受験でした。

効率よく合格するためには「コツ」があるのです。その「コツ」を理解すれば、どなたでも早い道のりで合格できるのです。

  学校でも同じ先生から教わっているのに、すぐに理解してしまう人とそうでない人がいますが、これは頭の良し悪しではありません。授業を受ける際の、受けとり方の違いによって理解度が決まるのです。参考書を読むのも同じで、読み方によって大きく違いがでてしまうものです。この受けとり方、読み方を大きく変えるのが、個人々の勉強(受験勉強)に対する姿勢、スタンスなのです。この試験に対する姿勢がいい加減だと、同じ時間をかけたとしても、結果に明白な違いがでてしまうのです。

 試験に対する姿勢を決定づける、以下の7項目を頭に刻みつけるということをおすすめします。

1.ご自身が受験しようとする資格を、正確に、確実に固定すること

2.その資格の持つ性格、存在意義を理解すること

3.その資格が現在どのような評価を受け、どのような役割を果たすのかを理解すること

4.この資格に合格することにより、自分にどれだけのメリットがあるのかを理解すること

5.合格に対する自分の熱意がどの程度のものか、自問自答すること

6.その試験を取得しようと考えた動機は、何であるのかを正確に把握すること

7.試験に合格するまでは、どんなことがあってもあきらめない不退転の決意があること

1.自分が受験しようとする資格を絞ることにより、類似した他の資格と正確に区別して、的を小さくして集中するということです。三級を受けるのに、出題範囲も要求も全く違う二級のことは一切考えないのです。無駄を省くだけでなく、試験という1点、2点にこだわる受験は的を絞ることが重要です。 

2.法律や規則、資格等は、どうしても必要だからもうけられたものです。従ってその過程を理解することにより、その資格の重要度が理解できます。又、その資格の果たす役割を正確に把握することが大事です。(たとえばそれがどれ程社会貢献出来るのか等)試験の内容もそれに沿ったものが出るものです。

3.すでに資格を持ち活躍している人が、どのような評価を受け、どのように注目を集めているかを知ることにより、自分も同じように活躍し、自分が仕事を行うことにより感謝されたいというイメージトレーニングを行い、やる気を高めるのです。

4.受験勉強を行うということは、なにかを犠牲にしなくてはなりません。受験に費やす費用、時間、労力、等々のデメリットを冷静に検討して、それでも受験に打ち込むことのメリットが高いもののみ、真剣に受験に打ち込めるのです。

5.自分の気持ちがどこまでこの資格に執着しているかということを自分で確認することで、集中力がますのです。試験会場での集中力にも差が出るのです。

6.誰か知り合いがもっているから、あいつにだけは負けたくないとか、嫉妬でも不純な動機でも、何でも構いません。「臥薪嘗胆」挫折しそうになったときは、必ずこの動機を思い出すのです。

7.これらの項目の中で一番重要なものです。勉強を始める前に受かるまでやるんだという決意を全身に刻みつけてください。

これらは、総論です。
次回からは具体的な勉強方法をお話ししたいと思います。


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