世襲(2世・3世)の国会議員はなぜよくないのか

今国会議員の2世・3世等世襲議員は公認しない、又同地区での立候補を認めない等の議論が行われています。

はたして世襲国会議員はよくないのでしょうか?それには一理あることも事実ですが、私はすべてが悪いとは思っていません。確かに世襲議員は、親(祖父、曽祖父等)からの地盤を引き継ぐだけで、何のコネもない立候補者に比べてはるかに有利です。私も昔からすべての世襲制を否定するものです。

 しかしながら、人間は生まれながらにして不平等です。子供は、親を選んで生まれてくることはできません。また、地方議員と違って、国会議員は直接、地元に利益をもたらすものとは限りません。(もちろん裏の裏の裏があり、その辺は私にもわかりません。)

 問題なのは、国民の(投票権を持っている人々の)政治に関する意識です。
きちんとした選択眼を養っている国民ならばたとえ親がどうであれ立候補した者の能力がどの程度のものなのか、推し量る能力を選挙民が身につけていなければならないのです。

 たしかに選挙区というものがあり、他の区域の立候補者に投票することはできません。しかし選ぶに値しないという判断をしたら棄権すればいいのです。いざ開票してみたら投票率10%だったということになれば立候補者も深く反省するでしょう。(もちろんその場合は組織票を持っている党が勝ちますが、、。)

 郵政選挙で国民の大半は反省しているはずです。国民はもっともっと政治を考えるべきだと思います。

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カテゴリー: 経済・政治・国際 タグ: パーマリンク