天声人語と三匹の子豚 -集団でもプライバシーは守られる-

  落語に「ももたろう」というのがあります。現代子供気質を現したものを、面白可笑しくまとめたものです。

 又和歌を題材にした「千早ふる」や「崇徳院」など私達の耳を何気なくかすめ去った落語も、おもしろおかしいだけでなく、良くかみ締めてみると、結構教えられるものがあります。
 ただ揚げ足を取ったり、批判したりするのではなく、そこから何を学びとるかということが大切なのだと思います。

 先日の「天声人語」に、一家の孤独死を気遣った内容の文章がつづられていました。氏は、一人暮らしの孤独死だけではなく2人又は3人と複数の方々で構成する一家が孤独死をしていることを嘆いておられました。
絆とは?プライバシーとは?色々考えさせられる話です。

  また、ここ数年来天変地変もおおく、地震だけではなく、集中豪雨、豪雪、極暑、極寒等々、私達を取り巻く環境が大きく変化してきております。
 これ等自然の変化に合わせて生きていく為には、私達人間もそれに応じた生活環境を作ることが大切だと思います。

 これからは、木と紙で作る家はやめて、鉄筋コンクリートの住居にしたほうがよろしいかとおもいます。それには、費用の面から一人で負担するのは難しい場合もありますので、全員が自分の持っている資金を出し合って、集合住宅(マンション等)を建設して全員で管理をしていくことも一つの方法かと思います。

  地方においても「限界集落」等で、市区町村役場の職員、医師その等の生活を取り巻く人々を忙しく走らせるのではなく、全員が目先の「我欲」を捨て、各集落がある程度の人数でまとまって生活をするということを考えれば、もっと暮らしやすい環境が出来るのではないでしょうか。隣組の復活、権限と義務等もう一度考えて見る必要性があると思います。 

  人間は一人で生きていくことは出来ません。工夫次第で皆がもっと楽しい日々を送ることが出来ると思うのです。

 

 

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