TO BE OR NOT TO BE, THAT IS THE QUESTION

去る3月8日の夜7時から世界フライ級チャンプをかけて内藤大助とボンサクレックが戦い、判定でドローとなり、内藤が2度目の防衛を果たした 。
狭いリングの上で殴りあうのだから、どちらが死んでも文句は言えない。まさに、死闘だ。第9ラウンドで、苦し紛れに、ボンサクレックが 内藤を投げ飛ばした。観客は大ブーイングであった。しかしながら、ボンサクレックは両手を合わせて謝り、内藤もそれに笑顔で応じた。

かたや日本の政治家であるが、ここのところ毎日特定道路財源の、不正な使用が次から次へと明るみに出てきている。

今朝もまた、国土交通省が道路特定財源を原資とした道路整備特別会計(道路特会)から2006年度に支出した事業費のうち、所管の公益法人や独立行政法人計51法人への発注は、9割以上が特命随意契約だったことがわかった。あまりにもひどすぎるというか、ふざけすぎた内容である。道路特定財源とは国土交通省OB(ひいては政治家)の利益ためだけにあるようなものである。

それでも自民党の道路族議員は、平然と嘘をつきとおしている。某幹事長の発言などは常に詭弁を弄し、問題をすり替え、責任を転嫁するばかりであまりにも国民を愚弄している。まるで無防備な国民をリングに引っぱりあげ思う存分いたぶっている(必死で働いている国民から税金を吸い上げては、じゃぶじゃぶと平気で自分たちの利益にしている)ようだ。しかも不正が発覚しても、国民に謝るどころか、無理やりにでもこれまでどおり、好き放題にしとおそうということである。

16世紀頃、イギリスの劇作家シェイクスピアが、ハムレットに言わしめた台詞「生きるか死ぬかそれが問題だ。~中略~、抜き身の短剣ひとつあれば簡単にこの世から離れられるのに、誰がおめおめと忍んでいようか、この世の厳しさや辱め、暴君の非道、驕れるものの横柄、蔑まれた恋の愴み、裁判の遅滞、役人の尊大、小者が有徳の士の忍耐をいいことに働く無礼の数々を。~略~」。

400年の遠い昔から驕れる権力者たちの実態は少しも変わっていない。
そろそろ国民も一人々が自分たちの日本の将来の正しい方向性を本気で考えなければならない時期に来ている。[E:snail]

ブログランキングに参加しております。よろしければポチッとお願いいたします。

士業ブログランキングへ
にほんブログ村 士業ブログへ

人気blogランキングへ

カテゴリー: 経済・政治・国際 パーマリンク